赤ニキビを防ぐには、外側からのケアだけではなく、内側からのケアもとても大事!
今回は中医学(中国の漢方理論)の視点から「赤ニキビにいい食べ物」をご紹介していきます。是非参考にしてみてください。
この記事の内容
- ✓漢方の視点から見た赤ニキビの原因
- ✓赤ニキビにいい食べ物
- ✓赤ニキビにおすすめ!「きゅうりと卵の炒め物」
漢方の視点から見た赤ニキビの原因
中医学(中国の漢方理論)では、赤ニキビは血熱(体の中に熱がこもり、血が熱を持った状態)が原因だと考えます。
血熱は食生活やストレスが原因の一つとされています。現代の日本人は心身ともにバランスを崩しやすい環境にあるため、血熱になりやすい状態と言えるでしょう。
血熱傾向になると、ほてり・のぼせ・発熱といった熱の症状や、赤みのある肌荒れ・ニキビ・吹出物・目の充血・イライラ・便秘・生理不順といった血の症状が現れ、さらに血熱は赤みのある発疹・紫斑(ししん)・出血などを引き起こす原因にもなります。
赤ニキビにいい食べ物
中医学では、赤ニキビの症状に対しては、何にも増して血熱を冷ますことが重要だと考えます。
熱を取る食材の中でも、特におすすめなのがトマトとキュウリ。
赤いニキビが多く現れる時にはトマトは1日1個、キュウリは1日2本を目安に食べるのが良いでしょう。火を通すと胃腸への負担が軽減しますので、生のまま食べるのが辛い人は火を通して食べましょう。
赤ニキビにおすすめ!「きゅうりと卵の炒め物」
調理時間15分
材料
【2人分】
きゅうり…………………………2本
卵…………………………………3個
サラダ油…………………………大さじ2
鶏がらスープの素………………小さじ1
塩…………………………………少々
COOKING
- 1きゅうりの表面を多めの塩(分量外)でよくこすり、5分ほど置いておく
- 2 きゅうりを洗い、両端を落とし、まず縦半分に切り、端から斜めに薄く切る。
- 3 フライパンに油をひき熱し、ときほぐした卵を入れすばやく炒め、皿へ取る。
- 4 同じフライパンできゅうりを強火でさっと炒め、鶏がらスープの素と塩を加える。
- 5 きゅうりがしんなりしたら卵を加え炒め合わせてできあがり。
監修:中医学講師 劉 伶 先生
医学博士。遼寧中医薬大学客員教授。不妊カウンセラー。
中国・遼寧中医薬大学医学部卒業。同大学講師として勤務。修士学位を取得後、岡山大学医学部第一内科に留学し、医学博士号を取得。 現在は日本中医薬研究会専任講師として、中医学の普及と指導に従事。
共著に「やさしい中医学シリーズ1 ライフスタイルブック」「やさしい中医学シリーズ5 心と体にやさしい不妊治療」(ともに文芸社)など。
医学博士。遼寧中医薬大学客員教授。不妊カウンセラー。
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