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【皮膚科医監修】敏感肌ニキビに悩む方必見!!スキンケア方法について解説!!

  • ニキビケア製品を選ぶ
  • 皮膚科医が明かす
監修:竹内想 先生
皮膚科医
座右の銘 不撓不屈

マスク生活の影響で肌のバリア機能が乱れ、些細な刺激に過剰に反応する、敏感肌に悩む女性が少なくありません。 そのうえニキビがあると「スキンケアはどうすればいいの?」と、悩みますよね。 そこで今回は、敏感肌かつニキビ肌の方に向けて、スキンケアの基本や注意点を紹介します。 敏感肌ニキビに困っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の内容
  • ✓敏感肌ニキビにおけるスキンケアの基本
  • ✓敏感肌ニキビの方がスキンケア用品を選ぶときのポイント3つ
  • ✓敏感肌ニキビの方のスキンケアでの注意点3つ
  • ✓まとめ

敏感肌ニキビにおけるスキンケアの基本

ニキビ肌の基本スキンケアは、洗浄(クレンジング・洗顔)・保湿・紫外線カットです。
洗浄は肌についた汗や皮脂、ほこりなどの汚れを洗い流し、肌を清潔に保つ役割があります。
保湿は肌に水分と油分をバランス良く与え、バリア機能を整えることで、乾燥や外部刺激から肌を守る働きがあります。
これらに加え日焼け止めで紫外線をカットすることも、ニキビ肌の重要なスキンケアの1つ。
ニキビがあるといろいろな方法でアプローチしたくなりますが、まずは基本のスキンケアを丁寧にすることが大切です。
清潔に保たれた肌に水分と油分をバランス良く補給し、紫外線をカットすることで、乱れていた角質細胞が整い、徐々に肌本来の機能が育ちます。
結果的に敏感肌が改善し、ニキビができにくい肌環境へ導くことができるでしょう。

敏感肌ニキビの方がスキンケア用品を選ぶときのポイント3つ

続いては敏感肌ニキビの方が、スキンケア用品を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
ここで紹介する内容を押さえたうえで、心地よく使えるアイテムを見つけてください。

アクネ菌を増やさないアイテムを選ぶ

ニキビの原因となるアクネ菌は皮脂をエサに繁殖するため、油分の少ないスキンケア用品を選びましょう。
オイルフリー処方の化粧品や、ニキビができにくいことが確認された「ノンコメドジェニックテスト済み」のアイテムがおすすめです。
ニキビ専用やニキビ用と表示された化粧品の中には、アクネ菌を増殖させない保湿成分や油性成分が配合されたものもあるので、利用しても良いでしょう。
人の肌と同じ弱酸性と表示された化粧品も、アクネ菌が増殖しにくく敏感肌に最適です。
殺菌作用が強いアイテムは、敏感肌には刺激が強すぎるため、避けた方がベター。
どうしても取り入れたい場合、低刺激性と表示された化粧品にしましょう。

皮脂を取りすぎない低刺激アイテムを選ぶ

皮脂はアクネ菌のエサとなりますが、敏感肌のニキビ対策では皮脂を取りすぎないことが大切
皮脂の取りすぎによる乾燥で、逆に皮脂の過剰分泌が起きる可能性があるからです。 水分と皮脂をバランスよくとることが大切です。
肌に必要な皮脂はきちんと残すためにも、以下のような表記がある化粧品を選びましょう。

• 弱酸性
• 低刺激処方
• 無香料・無着色
• 無添加(アルコール・パラベン・鉱物油など)

洗顔料も洗浄力が強すぎるタイプは避け、うるおいを保ったまま汚れだけを落とせるアイテムを選びましょう。

角質・毛穴対策ができるアイテムを選ぶ

肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が肌表面から剥がれ落ちず毛穴が塞がることも、敏感肌ニキビの原因の1つ。
そのため、毛穴対策ができる化粧品を取り入れるのもおすすめです。
グリコール酸やサリチル酸が配合された化粧品は、マイルドなピーリング作用(毛穴の塞がりをとる)が期待できます。
ただし敏感肌には刺激が強い成分のため、毎日使うのは避けましょう。
肌の状態を確認しつつ、月に2〜3回取り入れると、肌がやわらかくなめらかになる効果が期待できます。

敏感肌ニキビの方のスキンケアでの注意点3つ

ここからは敏感肌ニキビの方が、スキンケアをする際の注意点を3つ紹介します。
どれだけ良いアイテムを使っても、使い方や使用量が間違っていると本来の効果を得られないどころか、逆効果になる可能性も。
誤ったスキンケアは敏感肌を加速させる原因にもなるので、注意してくださいね。

クレンジングと洗顔はやさしく丁寧にする

クレンジング・洗顔する際は、決して擦らずやさしく丁寧におこないましょう。
クレンジングも洗顔も、手が直接顔に触れないくらいたっぷり量を使うのが重要。
長時間クレンジング料が肌の上にのっていると負担が大きいため、メイク落としは1分以内を目安におこなってください。
ただしクレンジング料とメイクがしっかり馴染まないと汚れが落ちず、トラブルの元になるためすばやくしっかり馴染ませることが大切です。
洗顔は弾力のあるきめ細かい泡で、小鼻のキワやアゴなど汚れがたまりやすい部分に注意しながら洗いましょう。
洗い流す際は少し冷たく感じる程度のぬるま湯が最適で、熱いシャワーを直接顔にかけるのは肌への負担が非常に大きいためやってはいけません。

洗顔後はすぐに保湿する

洗顔後は肌の水分がすぐに蒸発するため、すばやく保湿をして乾燥を防ぎましょう。
どんな肌タイプでも化粧水だけの保湿はダメ、乳液やクリームを使って肌に補給した水分が逃げないようフタをしてください。
ベタッとした保湿アイテムを避けたい場合は、ジェル状のクリームを使えば心地よくケアできますよ。
化粧水や乳液、クリームをつける際は、手のひら全体で肌を包み込むようにやさしくプレスしながら、顔の広い面からのせましょう。
コットンはニキビ肌には刺激となるため、使用を避けてください。

日焼け止めは規定量をしっかりと塗る

紫外線はニキビの悪化やシミ・シワの原因など、あらゆる肌トラブルを引き起こします。
そのため、朝は日焼け止めを塗るところまでをスキンケアとしましょう。
日焼け止めを塗る際の注意点は、規定量をしっかりと塗ること。
塗る量が少なかったりムラになっていたりすると、本来の防御効果を得られません。
頬やおでこなどは紫外線を浴びやすいため、重ね塗りするのも効果的です。
日常的に使う日焼け止めは、SPF20〜30、PA++ぐらいの強さのもので十分。
数値の大きさよりも、汗をかいたりタオルでふいたりして日焼け止めがとれたら、こまめに塗り直すことを意識してください。
夏だけでなく冬も油断は大敵なので、1年を通してニキビ肌でも使える低刺激性の日焼け止めで、紫外線から肌を守りましょう。

まとめ

今回は敏感肌・ニキビ肌のスキンケアの方法や注意点を紹介しました。
ポイントは基本に立ち返り、洗浄・保湿・紫外線のカットを正しく丁寧におこなうこと。
とくに敏感肌の場合、肌の負担を減らすためにもシンプルケアが最適です。
すぐには改善を実感できないかもしれませんが、徐々に肌のバリア機能が整い、刺激やニキビなどのトラブルに負けない肌を目指せるでしょう。

※薬用洗顔料配合のアラントイン、グリチルリチン酸2K
※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

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