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【皮膚科医監修】ニキビ跡をつくらないために。正しい治療やセルフケアについて

  • 皮膚科医が明かす
  • 赤ニキビを治す
  • 赤ニキビを知る
  • 赤ニキビを防ぐ
監修:中村由紀 先生
皮膚科医
皮膚科専門医 日本アロマセラピー学会認定医師 日本コスメティック協会インストラクター

ニキビ跡とは、ニキビの炎症によって周囲の組織がダメージを受けた結果、傷痕として残ってしまう状態のことをいいます。 ニキビによる炎症に伴いニキビ痕が残ってしまうことがあります。色素沈着や、患部が陥没してできたクレーター(陥凹性瘢痕)、反対に盛り上がったしこり(肥厚性瘢痕)などの症状のことです。 既に出来てしまったニキビ跡を自力で治すのはあまり現実的ではありませんし、誤った情報によって悪化させてしまう危険性もあります。 この記事にたどり着いたあなたもニキビ跡に悩まされていることでしょう。 自然に治っていけばいいものの、そうではないと辛いですよね。 そこで本記事では皮膚科での治療法やセルフケア、繰り返さないための注意点をご紹介していきますね。

この記事の内容
  • ✓ニキビ跡の種類
  • ✓ニキビ跡の治療法
  • ✓自分でニキビ跡のケアはできるの?
  • ✓ニキビができないようにするためには
  • ✓まとめ

ニキビ跡の種類

ニキビ跡の種類として、以下のようなものがあります。

クレーター(陥凹性瘢痕)
/しこり(肥厚性瘢痕)

ニキビの炎症がひどくなることで嚢腫や膿疱を形成した結果、これらの壁が炎症で壊れた際に真皮組織の欠損を生じることでクレーター状の陥没が形成されることがあります。
これが、クレーター(陥凹性瘢痕)と言われる状態です。
逆に、しこり(肥厚性瘢痕)は炎症後の皮膚の組織を修復する際に、過剰にコラーゲンが増えてしまった状況です。前述の陥凹性瘢痕とは逆の状態ですが、いずれも炎症後の皮膚の修復過程で生じてしまいます。

赤み

赤みの原因は、ニキビの炎症によって皮膚組織に受けたダメージを修復するために作られた毛細血管の血液の色によるものです。
ニキビそのものは治っていても、赤みが残ってしまうことがあります。

色素沈着

一度ニキビができた部分は、炎症後色素沈着として茶色いシミになってしまうことがあります。
炎症後色素沈着の機序は完全には明らかにされていませんが、炎症に伴い色素細胞が活性化され、シミの原因となるメラニン色素の合成が亢進し色素沈着になると考えられています。

ニキビ跡の治療法

次にニキビ跡の種類別に皮膚科での治療法を解説していきます。

クレーター(陥凹性瘢痕)

軽症であれば、ケミカルピーリングなどで症状の改善することもありますが、「フラクショナルレーザー」や「サーマクール」などの皮膚の深い部分から再生する必要があります。

しこり(肥厚性瘢痕)

普通、一定期間経過すると過剰なコラーゲンの増殖は直ってきますが、体質などにより組織の増大が続いてしまうことがあります。
状況に併せて治療が異なるものの「ステロイド局注」「レーザー治療」「手術」などいくつかの治療法があります。

赤み

炎症後落ち着くと、時間経過とともに自然と薄くなることが多いです。
ですので、原疾患であるニキビの治療をしっかり行うことが重要となります。
ニキビが落ち着いてからも赤みが残るようであれば、毛細血管拡張に伴う「あかみ」として治療を行います。

色素沈着

炎症後色素沈着で生じたシミも、赤みと同様に時間経過と共に自然と薄くなるケースが多いです。
ただし、半年~1年と薄くなるまでに時間がかかります。
日焼けしないような対策と保湿、ビタミンCの内服などの治療を行うことがあります。

自分でニキビ跡のケアはできるの?

ニキビ跡をセルフケアで治すことは難しいものの、ニキビができにくい肌にするためのセルフケアは重要です。
ニキビ跡はニキビができ始めの初期から生じるといわれているため、正しい洗顔や保湿などのスキンケアを行うことでニキビ自体をできにくくすることが大切です。
 それでも出来てしまったニキビに対しては、病院を受診し適切な治療を開始しましょう。
ニキビを悪化させないように、炎症を最小限に抑えることが大切です。
現在はニキビ治療に対してもいくつかの外用薬があります。
状況次第では抗生剤や漢方、ビタミン剤などの内服を併用することもあります。

ニキビ跡のセルフケアとして出来る方法とは?

ニキビ跡の種類や重症度によって異なりますが、セルフケアとして効果が期待できることもありますので、紹介していきます。

ビタミンC

メラニンの生成をおさえ美白有効成分として知られています。
ビタミンCに糖が結合したL-アスコルビン酸 2-グルコシドは保湿効果もあり、同時に抗酸化作用もあるため皮脂の酸化を防ぐ効果があります。
このビタミンCの入っているビタミンC誘導体外用薬やビタミンCの内服は「炎症後色素沈着(シミ)」として残ってしまったニキビ痕に効果がある場合があります。

ビタミンB2/B6

ビタミンB2やB6は皮脂の抑制やターンオーバーの活性化などニキビをできにくくするのに効果がある場合があります。
食事から摂取できるのが一番ではありますが、なかなか難しい場合にはサプリメントで、日々の食事にあわせて補うと良いですね。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは「お肌の漂白剤」とも呼ばれ、メラニンを合成するチロシナーゼという酵素の活性を抑制するはたらきにより色素沈着を予防します。
2001年の規制緩和により、市販化粧品へのハイドロキノン配合が可能になり、ハイドロキノン配合の化粧品が販売されています。
「炎症後色素沈着(シミ)」として残ってしまったニキビ跡に効果がある場合があります。

ニキビができないようにするためには

スキンケアや市販の塗り薬や飲み薬だけでなく、以下の生活習慣の改善も日ごろから心掛けて下さいね。

  • ・規則正しい生活を送る
  • ・食生活を見直す
  • ・ストレスをためないようにする
  • ・紫外線対策
  • ・洗顔と保湿

規則正しい生活を送る

睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが乱れやすくなってしまいます。
規則正しい生活を心がけることで肌のターンオーバーがしっかりと起こり、ニキビ跡のある肌が徐々に改善されていくこともあります。
基本的なことですが早寝早起き、十分な睡眠はとても大切です。

食生活を見直す

脂質、糖質を摂りすぎるとニキビが悪化してニキビ跡を誘発しやすくなります。
サプリメントで補うのも良いですが、不足しがちな野菜類や豆類をしっかり食べ、栄養バランスを意識した食生活を心掛けましょう。

ストレスをためないようにする

ストレスは男性ホルモンのアンドロゲンを体内に増殖させます。
男性ホルモンは皮膚を固くし、皮脂の分泌を促す作用があるので毛穴が詰まってしまい、ニキビ跡の原因となります。
趣味に没頭する、自然とふれあうなどして、ストレスを軽減させることが大切です。

紫外線対策

ニキビができているときに紫外線を浴びると、炎症で増加した肌のメラニン色素がさらに増加し、色素沈着の原因にもなります。
短時間の外出でも「帽子や日傘などを使う」「日焼け止めを使う」といった紫外線対策をしっかりしてくださいね。

洗顔と保湿

基本的なことですが、健康的な肌ケアの基本は、洗顔と保湿です。
ニキビの場合もやさしく洗顔をし、乾燥させないための保湿がとても大切です。

化粧品のもつ油分は皮脂とおなじようにニキビの原因になることも。
ニキビが気になる時は水分をたっぷりと与えて保湿をして下さい。
特に洗顔後の肌は砂漠状態と表現されるほどに乾燥しているため、すぐに化粧水と乳液でうるおいを与えましょう。
角質がやわらかくなることで毛穴も詰まりにくくなり、肌のターンオーバーや刺激から守るバリア機能も改善していきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ニキビ跡の種類や治療法、セルフケアについて解説してきました。

年齢の影響や個人差はありますが、一度できてしまったニキビ跡を自然に治すのは難しいこともあります。
まずは「皮膚科で適切な診断と治療を受ける」ことをおすすめします。
誤ったスキンケアや睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどニキビの原因となるような習慣は避け、できてしまったニキビやニキビ跡に対しても適切な治療を受けてください。

これを読んだあなたが毎朝鏡で見る自分の顔に自信をもち、笑顔で毎日を過ごせることを祈っています。

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※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。