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口周りの赤ニキビ、原因とケア方法とスキンケアについて

  • 赤ニキビを知る
  • 赤ニキビを防ぐ

ニキビができる部分はおでこや頬などさまざまですが、その中でも口周りにできる赤ニキビは一度できると治りづらくやっかいです。
「できたニキビが治らないうちにまた新しいニキビができて困る」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、口周りに赤ニキビができる原因やスキンケア方法についてご紹介します。

この記事の内容
  • ✓口周りに赤ニキビができる原因とは?
  • ✓口周りに赤ニキビができてしまったときのケア方法
  • ✓口周りに赤ニキビを作らせないためのスキンケア
  • ✓まとめ

口周りに赤ニキビができる原因とは?

口周りに赤ニキビができる原因は1つではなく、色々な要因が重なり合っていることが多いです。 ここでは主な原因を3つ紹介します。

皮脂の詰まりや摩擦による刺激

口周りやアゴは、汚れやザラツキがでやすいパーツです。
汗腺が少なく汗がでにくい分、皮膚は皮脂を分泌し、肌のうるおいを保とうとします。

しかし、皮脂分泌が過剰になりすぎると、毛穴が詰まりニキビができる原因になります。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーのサイクルが乱れて、古い角質がうまくはがれず肌の上に蓄積、毛穴が塞がれることもニキビができる要因の1つです。

また、口周りやアゴは無意識に手で触ってしまいやすい部位で、マスクを長時間つけていることによる摩擦や蒸れも、口周りの赤ニキビを発生させると言われています。
男性の場合は、髭剃りなどによる肌への刺激や摩擦が赤ニキビの原因になることも多いです。

生活習慣や食生活の乱れ

口周りの赤ニキビは、胃腸が弱っているときにできやすいと言われています。
生活習慣や食生活が乱れると胃腸に負担がかかり、口周りの赤ニキビとして不調が現れます。

特に夏場などは冷たい飲み物ばかりを好んでしまいがちですが、冷たい飲み物は体を冷やし代謝を悪くするため、体のためにも肌のためにも季節を問わず常温の飲み物を選ぶびましょう。

また、不規則な生活で肌のバリア機能が低下すると、紫外線やほこりなどの外的刺激に肌が負けてしまい、口周りが荒れてしまうことも。
生活習慣や食生活の乱れは、口周りの赤ニキビとは切っても切れない関係性と言えます。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、生理前のホルモンバランスの乱れも口周りの赤ニキビの原因になります。
排卵後から増えてくる黄体ホルモン(プロゲステロン)は皮脂分泌を活発化させるため、ニキビができやすい肌環境に。

生理前や生理中は、ニキビができやすいだけではなく、肌全体が揺らぎやすく不安定な状態になっているため些細な刺激も、肌が荒れる原因となります。

口周りに赤ニキビができてしまったときのケア方法

口周りに赤ニキビができてしまったら、適切に処置することが大切です。
過度なケアや摩擦による刺激など間違ったケアを行うとニキビが悪化する可能性があるため、注意が必要です。

ニキビ対策化粧品で予防ケアをする

口周りに赤ニキビができてしまったとき、まず取り入れたいのがニキビ対策化粧品です。
大人ニキビ用となっているものであれば、乾燥によって口周りにニキビができている肌でも心地よく使えるでしょう。

反対に、思春期ニキビ対策として使われるような化粧品は、皮脂を取り去る作用や殺菌作用が強いため、使用の際には注意が必要です。

また、スクラブ剤なども肌を傷めてしまう可能性があるため、控えましょう。
アミノ酸系の洗顔料や弱酸性タイプの化粧品であれば、荒れている肌にも無理なく使いやすいですよ。

市販のサプリメントで体の内側からケア

化粧品でケアするほか、市販のサプリメントで不足しがちなビタミン類を中心に補ってあげるのも効果的です。
即効性が期待できるものではありませんが、体の外側と内側、両方から働きかけることで、徐々に健やかな肌状態を目指していけるでしょう。

ニキビや肌荒れが気になる時は、ビタミンB2やビタミンB6などがおすすめ。
ビタミンCもメラニン色素の沈着防止やコラーゲンの生成が期待できることから、積極的に摂りたいところです。
皮膚や粘膜を正常に保つとされるビタミンAも、ニキビ肌に悩む人に推奨できる栄養素となっています。

皮膚科に行く

長引く口周りの赤ニキビに悩む場合、皮膚科へ行くのも大切です。
化粧品を使ったケアやサプリメントの摂取はあくまでも予防にとどまるため、改善の即効性を求めるなら皮膚科が最適です。

色々試したものの改善が見られなければ、できているニキビを跡にしないためにも、病院で適切な処置を受けると良いでしょう。

口周りに赤ニキビを作らせないためのスキンケア

一度できてしまったニキビを改善するのは、時間がかかり大変です。
そのため、普段のスキンケアや生活を見直してそもそも口周りに赤ニキビを作らせないようにするのが重要。
ここでは、ニキビを予防するスキンケアや生活習慣について紹介します。

過剰なケア、刺激、洗いすぎに注意

ニキビができると、洗顔や殺菌など落とすケアに注目しがちですが、クレンジングや洗顔を必要以上にしてしまうと、肌に本来必要なうるおいまで流されてしまいます。
洗いすぎは乾燥を引き起こすので、皮膚は乾燥をふせごうと皮脂を分泌して、過剰な皮脂が毛穴を詰まらせるという悪循環になることも。

肌のバリア機能を守るためにも、洗顔は朝晩の2回にとどめて保湿成分の含まれた洗顔料を使うのがオススメ。
スキンケアをする際もなるべく肌に刺激を与えないよう、摩擦レスなケアを心がけましょう。
化粧水や乳液などを必要以上に重ねるのも、過度なケアとなる場合があるので注意が必要です。

自分の肌状態に合わせたスキンケア

「乾燥しているのか?」「皮脂によるベタつきが気になるのか?」など、自分の肌状態を見極めて、適切なケアをすることも大切です。

乾燥が気になる場合は、油分よりも水分を中心に補給することを心がけてください。
皮脂が気になる場合、化粧水だけでスキンケアを終了させずに乳液や美容液なども使って水分と油分をバランスよく補ってあげましょう。

ニキビができにくい処方である、ノンコメドジェニック化粧品を使うのもおすすめです。(すべての人にニキビができないわけではありません)

食生活・生活習慣の改善をする

口周りに赤ニキビを作らせないようにするためには、食生活や生活習慣を整えることも重要です。
脂質や糖質の多い食事は控えて、和食を中心に栄養バランスの整った食生活や適度な運動を心がけましょう。

一般的に6〜8時間程度の睡眠時間を確保することが望ましいと言われていますが、「なかなかすぐには変えられない…」という人も多いはず。
そんなときは、お風呂をシャワーだけにせず湯船に浸かったり、寝る前のスマホを控えたりしてください。
時間の確保が難しい場合は、眠りの質の良さを意識するのがおすすめです。

まとめ

口周りに赤ニキビができたら早めに対策するのが大切です。
悪化してしまってからでは、治りにくかったり跡になったりすることも考えられます。
生活習慣や食生活を見直すと共に、サプリメントやスキンケアをしばらく続けてみて、改善がみられないようであれば、皮膚科へ行って適切な処置を受けましょう。

※薬用洗顔料配合のアラントイン、グリチルリチン酸2K
※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

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