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【皮膚科医監修】エアコンの乾燥による肌荒れ、赤ニキビへの対策

  • 皮膚科医が明かす
  • 赤ニキビを防ぐ
監修:竹内想 先生
皮膚科医
座右の銘 不撓不屈

梅雨も明けていよいよ夏本番です。 職場やお店でもエアコンが効いていて涼しくて気持ち良いですよね。でも、エアコンが効きすぎると空気が乾燥してきます。 空気が乾燥すると肌荒れが起きますよね。しかも、赤ニキビまで出来てる・・・。 暑いのでエアコンを止めるわけにもいかないし、なんとかしたいところですよね。 今回はエアコンの乾燥による肌荒れ、赤ニキビ対策についてです。

この記事の内容
  • ✓夏のエアコンって乾燥するの?
  • ✓エアコンの効きすぎはやっぱり良くない?
  • ✓エアコンを使わないなんて無理!どう対策したらいいの?
  • ✓夏の乾燥要因はエアコンだけじゃない!?
  • ✓まとめ

夏のエアコンって乾燥するの?

外の湿度が高く、気温も高いので意外と気づかないかと思いますが、夏でもエアコンが効いた室内は想像以上に乾燥しています。
エアコンの特性で、冷房や除湿をする時、部屋の熱を外に出そうとします。
その時、一緒に部屋の空気中の水分も外へ放出するため、室内の空気中の水分が少なくなり乾燥していきます。
空気が乾燥すれば肌も乾燥します。
そして、肌のバリア機能が弱まったり、代謝が悪くなり毛穴がつまったりし、赤ニキビができいやすい状況になります。

エアコンの効きすぎはやっぱり良くない?

また、快適なエアコンですが、やはり効き過ぎは体に悪影響を及ぼします。
キンキンに冷えた部屋に長時間いると体が冷えます。
体が冷えると代謝が悪くなります。
また、体の中の熱を逃さないように皮脂分泌が活発になり、皮脂をたくさん出して肌を守ろうとします。
その結果、お肌が脂っぽくテカりやすくなります。
皮脂がたくさん分泌され、毛穴がつまったり、汚れたりすることにより、赤ニキビができるなど肌トラブルが起こりやすくなります。

エアコンを使わないなんて無理!どう対策したらいいの?

乾燥するからといって、エアコンを使わないと暑くてどうしようもありません。
いくつか対策方法があるので組み合わせていきましょう。

部屋の湿度を調整する

まずは、部屋の湿度を調整していきましょう。
一般的に、お肌に最適な湿度は40~60%と言われています。
湿度は極端に高すぎても低すぎてもよくないです。60%を超えるとカビが繁殖しやすくなり、40%以下だと、乾燥しお肌に影響がでます。
確実に乾燥を防ぎたいなら加湿器がおすすめです。
アロマディフューザー付きで香りを楽しみながら乾燥を防ぐこともできます。
しかし、加湿器のつけっぱなしは注意が必要です。
就寝するときにつけっぱなしにして、起きたら加湿器周りが水浸しになることがあります。
これは、超音波加湿器に多いのですが、夜、部屋の温度が下がり、水蒸気が蒸発しきれずに下に落ちてしまうためです。
なので、タイマー機能がある加湿器を使うことをおすすめします。
また、できれば高い位置に置く、エアコンの風が当たらないところに置くと置く場所も少し工夫するとより効果的です。
また湿度センサーが付いている加湿器を選ぶのも良いでしょう。
周囲の湿度をセンサーで感知し、自動的に50〜60%という最適な湿度を保ってくれるようになります。

加湿器ほどの効果はありませんが、濡れたタオルを吊るす、水を入れたコップやバケツなどを置く、観葉植物を置くなどもあります。

スキンケア方法

日中にミスト化粧水で肌を保湿する。
休憩時間などにミスト化粧水をさっと吹きかけるのがおすすめです。
香り付きなど多くありますので、自分の好みのものを使うのが良いでしょう。気分転換にもなります。
注意点としては、香り付きミスト化粧水は服につくとシミになるものもあります。
服につかないように注意してください。
また、30cm程離して全体的につけるようにすることが大切です。
とても便利ですが、保湿の持続性は高くないので注意が必要です。
油分も一緒に補えるオイルインタイプのミスト化粧水も候補に入れても良いと思います。
乳液とクリームをきちんと使うことも大切です。
夏はエアコンによる乾燥だけでなく紫外線の影響もあります。
化粧水だけだと角質層全体に馴染む前に蒸発してしまうこともあります。
乳液とクリームで油分を補い、水分を逃さないようにすることがポイントです。
乳液とクリームを使う前に美容液を使うのもおすすめです。

夏の乾燥要因はエアコンだけじゃない!?

エアコンが効いた部屋を一歩出ると、強い日差しや高温多湿の環境にさらされます。
これらも肌を乾燥させる要因です。

紫外線

夏の日差しの紫外線は、紫外線を受けすぎると肌表面が炎症を起こし日焼けの原因になります。
日焼けを起こした肌は水分が失われて乾燥が進みます。
紫外線は肌のバリア機能も低下させるため、肌荒れを起こしやすくなります。
その結果、赤ニキビができてしまいます。しっかり日焼け止めを塗って対策することは必須です。

~紫外線と赤ニキビの関係について詳しくは知りたい方はこちらへ~

「【皮膚科医監修】紫外線と赤ニキビの関係」

夏は汗をかく量が増えます。
汗をそのまま放置していると、蒸発する時、一緒に肌の水分まで蒸発してしまいます。
汗をかいたらそのままにするのではなく、しっかりタオルなどでこまめに拭き取りましょう。

食事

暑さのせいで食欲不振になるのも、肌の乾燥と無縁ではありません。
冷たい飲み物ばかり飲んでいれば体が冷えて血流が滞り、新陳代謝が落ちてしまいます。
また、そうめんなどあっさりした食事ばかり選ぶと、肌に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足します。
きのこ、キャベツやナッツ類などバランス良く食事をすることが大事です。

まとめ

いかがでしたか?
エアコンを使ってしっかり空調管理しないと熱中症で倒れてしまうこともあります。
今やエアコンなしで夏を乗り切るのはなかなか難しいです。
それならば、乾燥などに対してしっかり対策して、肌も自分も元気にしていきましょう。

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※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

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