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【管理栄養士監修】アーモンドと赤ニキビの関係

  • 赤ニキビを防ぐ
監修:亀崎智子 先生
管理栄養士

「アーモンドの食べ過ぎはニキビを引き起こす」 そんな話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか? アーモンドをはじめとするナッツ類は脂質が豊富に含まれています。そのため、食べ過ぎてしまうと、ニキビを引き起こしたり、太りやすくなってしまうというイメージが強く、避けてしまう人も多いかもしれません。 もちろん、アーモンドに限らず食べ過ぎることはおすすめできませんが、良質な脂質やタンパク質を豊富に含むアーモンドは摂り入れ方次第では美肌づくりの強い味方にもなります。今回はアーモンドの上手な摂り入れ方を紹介するので、是非参考にしてみてください。

この記事の内容
  • ✓アーモンドはどんな栄養素を含んでいる?
  • ✓美肌に欠かせないビタミン
  • ✓食物繊維で腸活
  • ✓アーモンドの選び方・食べ方も重要

アーモンドはどんな栄養素を含んでいる?

実は、アーモンドにはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。

アーモンドに含まれている栄養素

  • ・ビタミンB2やEなどのビタミン
  • ・亜鉛や鉄、カリウム、ポリフェノールなどのミネラル
  • ・食物繊維(特に、不溶性食物繊維)
  • ・不飽和脂肪酸
  • ・タンパク質
など

アーモンドに含まれているこれらの栄養素は美肌には欠かすことができないものばかり。

美肌に欠かせないビタミン

ビタミンEは別名「若返りビタミン」「アンチエイジングビタミン」とも呼ばれ、赤ニキビや肌荒れの原因のひとつである酸化を引き起こす活性酸素の働きを抑えます。
また、ビタミンB2は脂質の代謝を促し、体の中に脂肪をためすぎないようにしたり、肌のターンオーバーを促すことで、赤ニキビのない健康な肌作りのお手伝いをしてくれます。

食物繊維で腸活

肌は体に不要なものを排泄するための器官のひとつ。そのため、腸内環境が荒れていると赤ニキビや肌荒れが起きやすくなってしまいます。なので、腸内環境を整えてあげることも実は大切なニキビケアのひとつなのです。
アーモンドに豊富に含まれる不溶性食物繊維は、胃や腸で水分を吸収して膨らむことで、腸を刺激します。腸が刺激されることで、便通が促され、腸に不要なゴミがたまることなく腸内環境が保たれます。

良質な不飽和脂肪酸

アーモンドの50%以上は脂質です。このことから、アーモンドを摂り過ぎると、脂質の摂り過ぎになってしまうため、赤ニキビができやすくなると勘違いされがちです。

しかし、脂質はホルモンや細胞膜など私たちの体を作るために欠かすことができない栄養素でもあります。もちろん、過剰摂取はダメですが、美容のためにも適度に摂り入れることが必要です。

アーモンドには、オレイン酸やリノール酸と呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。酸化しやすい油でもあるので、油そのままを摂取することはあまりおすすめではありません。ただ、アーモンドを通じて適度に摂り入れるくらいであれば問題ないでしょう。

アーモンドの選び方・食べ方も重要

アーモンドに限らずナッツ類を食べる時には少し注意が必要です。

ナッツや種、豆類は、外敵から自分の身を守るために、酵素抑制物質であるフィチン酸が含まれています。このフィチン酸はミネラルや体にとって必要な栄養素の吸収を抑えたり、排出を促したりするといわれています。

この働きを抑えるために、ナッツ類は浸水・発芽させることで、フィチン酸の働きを取り除くことをオススメします。

ちなみに、この処理をされているものは、アクティベートナッツと呼ばれて販売されています。海外では目にすることがありますが、日本ではあまり目にする機会は少ないかもしれません。

自宅でもアクティベートナッツにすることはできるので、チャレンジしてみてもよいでしょう。
アーモンドを約半日、しっかりとかぶる位の水に浸します。浸水した後は、そのまま食べても大丈夫ですが、水を吸収しているので、しんなりとした食感になっています。

この食感が苦手な方は、天日干しにしたり、食品用の乾燥器にかけたり、低温のオーブンでじっくりと加熱したりするとよいでしょう。 この一手間をすることで、体にかかる負担が軽減されるので、ぜひお試しください。

アーモンドを上手に摂り入れて、美肌になろう

ニキビの原因とみなされがちのアーモンドですが、上手に摂り入れることで、美肌づくりの強い味方にもなります。間食として、加工された甘いおやつから、アーモンドをはじめとするナッツにかえてみるのもおすすめです。ちょっと、一手間必要かもしれませんが、アクティベートアーモンドにチャレンジしてみてはどうでしょうか?

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※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

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