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ストレスニキビを防ぐ6つのケア習慣

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  • 赤ニキビを防ぐ

「ストレス社会」と言われる現代社会。日ごろのストレスから慢性的に疲れを感じているという方も少なくないと思います。

ある研究では、ストレスがニキビの炎症悪化を引き起こす可能性が指摘されています。「ストレスニキビ」を防ぐためには、日ごろの心掛けが重要です。

今回は日常に取り入れたい6つのケア習慣をご紹介します。

ストレスはニキビを悪化させる?

ニキビは、皮脂とアカと汗の混じった塊(角栓)のせいで毛穴の出口が狭まり、毛穴の奥の皮脂腺から分泌された皮脂が外に出られなくなってしまうことから始まります。この状態を「コメド(面ぽう)」(白ニキビ・黒ニキビ)と呼びます。
酸素の少ない毛穴の内側は、酸素を嫌うアクネ菌にとってとても住み心地のよい環境です。 皮脂の分泌が活発化するなどして毛穴がふさがってしまうと、アクネ菌が皮脂をエサに過剰に増殖します。
毛穴の中で繁殖したアクネ菌などの菌に対抗するため、身体の免疫システムが働き、炎症が引き起こされます。この赤く腫れあがった状態を赤ニキビと呼びます。

ある研究[1]では、ストレスによって皮脂分泌量は増えないものの、皮脂の組成が変化してしまうため、赤ニキビの炎症が悪化してしまう可能性が指摘されています。
美肌のためにも上手にストレス発散することが重要です。

6つのケア習慣でストレスニキビ予防を

ストレスニキビを防ぐためには、日ごろの心掛けが重要です。
日常に取り入れたい6つのケア習慣をご紹介します。

1)十分な睡眠を確保し、睡眠リズムを守る

皮脂分泌量は8時間の周期で変化しています。
ある研究[2]では、睡眠不足などにより皮脂分泌の周期が乱れると、皮脂分泌量が増えて毛穴が詰まりやすくなってしまう可能性が指摘されています。
そのため、毎日十分な睡眠をとることはニキビを防ぐ上ではとても重要です。
毎日23時を目安に就寝し、最低でも7時間の睡眠を確保するようにしましょう。
夜ふとんに入る直前に目を閉じて3~5回深呼吸すると気持ちが落ち着いて眠りやすくなります。

2)目の使い過ぎに注意

目を閉じて視覚による刺激を少なくすることは精神を休めることに繋がります。
スマホやパソコンでつい目を酷使してしまいがちですが、日ごろから目が疲れたなと感じたら1~2分程度目を閉じて休む習慣をつけましょう。

3)健康的な食生活

栄養は美肌作りの基本。ニキビに効果的なビタミンAや亜鉛を豊富に含む食材を積極的に取り入れることが重要です。また暴飲暴食を避けることも大切です。

4)毎日のストレッチ

適度な運動はストレス発散に繋がります。ヨガやストレッチをすることで心身をリラックスさせましょう。
朝目が覚めたら起き上がる前に四肢と背骨を伸ばすことも自律神経を整えるには効果的なのでお勧めです。

5)ティータイム

毎日10時と15時を目安にお茶を飲んでリラックスすることもストレス発散には有効です。 お茶は、紅茶にバラや菊花、クコの実などを加えたブレンドティーがお勧めです。

6)入浴

一日の疲れをとるには、毎日お風呂で温まり、血行を促すのも重要です。
蒸しタオルで顔や首周りを温めるのもお勧めです。
体を洗う際には肌に負担がかかってニキビなどの肌トラブルが悪化しないように、弱酸性で肌にやさしいボディソープや石鹸を使うようにしましょう。


参考文献:[1]G. Yosipovitch et al. Study of Psychological Stress, Sebum Production and Acne Vulgaris in Adolescents. Acta Derm Venereol 2007; 87: 135–139
[2]Le Fur I et al. Analysis of Circadian and Ultradian Rhythms of Skin Surface Properties of Face and Forearm of Healthy Women. J Invest Dermatol 2001; 117:718– 724.

※薬用洗顔料配合のアラントイン、グリチルリチン酸2K
※全ての方にアレルギーが起こらないということではありません。
※全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。

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